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XP→Linux引っ越し記 [日記]

XPのサポートが切れたので、自宅の環境をLinuxに入れ替えました。
日本語での情報量を考えたらUbuntu辺りが無難なところなのでしょうが、見た目と名称でMintになりました。

以下、作業内容の備忘録。

インストール

イメージファイルをダウンロードして、DVDに焼いて、DVDから起動して、インストーラを実行して終わり。
(うちのPC、Vista世代のはずだけど、USB起動ができない)

今まで使っていたXPはデュアルブートできるようにして残して置くことに(念の為XPの方はネットワークを無効に)。
いわゆる Cドライブは 80G しか無くて、それをXPと半分こにしたので割り当ては 40Gか…。うっかりすると不足しそうだなぁ…。

インストールが終わったらここを参考に日本語化、というか日本のミラーサーバを設定して、日本語入力の設定をします。

キーの入れ替え

慣れの問題だろうけど、[CTRL][A]の隣に無いと使いづらいのです。
[CTRL][Caps Lock][Esc][全角/半角]を入れ替えます。

↓の内容のファイルをホームディレクトリに .Xmodmap というファイル名で作成。

remove Lock = Caps_Lock
remove Control = Control_L
keysym Caps_Lock = Control_L
add Lock = Caps_Lock
add Control = Control_L
keycode 49 = Escape
keycode 9 = Zenkaku_Hankaku

………

あれ?
実験機(貰い物の古いノートPC)にインストールした32bit版のLinux Mint 17だと、これで(次回起動時から)キー入れ替えができていたのに、64bit版だと効果がない?(32bit/64bitの問題じゃなくて、USB接続のキーボードだというところが関係しているかな?)
「コントロール・センター」の「自動起動するアプリ」に↓のコマンドを追加して対処しよう。

/usr/bin/xmodmap $HOME/.Xmodmap

(xmodmap は使わず)「コントロール・センター」の「キーボード」で[CTRL][Caps Lock]の入れ替えが出来けど、そっちは

  • [Esc][全角/半角]は入れ替えじゃなくて、[全角/半角][Esc]を上書きになるので[全角/半角]が使えなくなる。
  • [Shift]+[Ctrl]が入力できない(で[CTRL]は元で[CapsLock]

という問題があった。

標準(?)のディレクトリ名を英語に

ホームディレクトリに「ダウンロード」とかのディレクトリできている。日本語名だとCUIで操作する時に面倒なので、次のコマンドを実行して英語に変える。

/usr/bin/xmodmap $HOME/.Xmodmap

次回ログイン時に確認ダイアログが出てくるけど、もう出てこないように設定する。

しかし、DesktopにDocumentsにDownloads、PicturesにPublic かぁ…。補完に優しくないなぁ。

Firefoxの設定をXPから引っ越す

(XPの場合)Firefox の設定は↓のフォルダにあります。
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles

ここにある「****.default」というフォルダを、~/.mozilla/firefox にコピー。
そして、同じく ~/.mozilla/firefox にある profiles.ini をテキストエディタで編集し、Path=****.default と書いてある行を、さっきコピーしたディレクトリの名前に書き換え。
これで設定の移行は完了したので、Firefox を起動して、Windows前提な機能拡張とかを削除して回る。

この所為なのか、ダウンロード先を「ファイルごとに保存先を指定する」にしても、保存先の指定ができなくなってしまった。
32bit版 Mint 16 で実験してた時は、Firefox で about:config を表示して、C:\ とか D:\ とか検索して書き換えたら保存先の指定が出来るようになったんだけど、17では無理なのか?

そもそも XP 用の Firefox の設定をまるごとコピーして使っているので、なにか問題が出そうな気がしないでもないけど、とりあえず今のところ重大な問題は発生していません。

Firefoxの検索フォームをGoogleに変更する

検索フォームのデフォルト検索エンジンがDuckDuckGoになっているので、Googleに変更。

ここが詳しい。

KeePass2のインストール

パスワード管理にKeePass2を使っているので、これをインストールします。というか、何とかしてインストールしないと、各サイトのパスワードがわからないので非常に困る。

↓のコマンドでインストールします。

sudo apt-get install keepass2 mono-complete

日本語化するには、公式サイトから言語ファイルをダウンロードして所定のディレクトリに配置します。

sudo cp Japanese.lngx /usr/lib/keepass2

インストールしたKeePassのバージョンが2.25で、言語ファイルのバージョンが2.26ですが、とりあえずおかしなことにはなっていません。

「最小化時にタスクバーに表示せず、タスクトレーに格納する」設定をONにすると、最小化した時に行方不明になるので、この設定はOFFにしておかないと。

そういえば、KeePass2とKeePassXは何が違うんだろう…。

KeePass2とFirefoxを連携する

XPから設定をまるごと引き継いでいるので機能拡張 KeeFox はインストール済みなのですが、どういう理屈なのか Linux ではちゃんと動いてくれないので、一旦削除して、もう1回インストールし直します。

KeeFox 付属のプラグインを KeePass2 に登録します。(*** の部分は、自分の環境に合わせる)

sudo mkdir /usr/lib/keepass2/plugins
sudo mv ~/.mozilla/firefox/****.default/extensions/keefox@chris.tomlinson/deps/KeePassRPC.plgx /usr/lib/keepass2/plugins

Firefox で KeeFox の設定を表示し、KeePass のタブの設定項目に上から順番に↓の様に入力する。

/usr/lib/keepass2/plugins
/usr/lib/keepass2
/usr/lib/mono

Emacsのインストール

ソフトウェアマネージャで emacs を検索してインストール。
一度起動すると ~/.emacs.d ディレクトリができるので ~/.emacs.d/init.el を作成して設定を書き込みます。
本格的に設定を始めると、きっといつまで経っても終わらないので必要最低限の設定だけで終わらせます。

XPではMeadowを使っていたので、その時の .emacs.el を参照に、でも使っていたのは Emacs 20 ベースの Meadow 1.15 だったので、Emacs 24 では使えない部分もいくつかあったり。

で、1つ問題が…。

[CTRL] + [SPACE] が日本語の入力切換になっていて、set-mark-command が入らない。
Emacs 上でだけ入力切換のキーを変更することも出来るみたいだけど、Emacs だけ違うキーにするのもアレなので、「コントロール・センター」の「Fcitx設定」で入力切換のキーを[CTRL] + [\]に変更してしまいました。 ↓の内容のファイルをホームディレクトリに .Xresources というファイル名で作成。Emacs上での入力切替を無効にしておきます。

Emacs24*useXIM: false

ついでに emacs-mozc もインストールしておくと、emacs上で漢字変換がインライン(?)で出来るようになる。はずなのに、うまく行かないなぁ…。一度成功しているんだけど、なぜ元に戻っちゃったのか…。

テキストエディタをもう1つ

標準のテキストエディタ「pluma」では文字コードの変換ができないっぽい。
今まで Windows環境で Shift-JISで書いてきたテキストファイルが一杯あるので、それでは困るということで leafpad をインストールしました。

emacs が入っているのだから必要ないとも言えなくもありませんが、emacs はどうしても起動に時間がかかるものでして。

というか、本当はテキスト“エディタ”じゃなくて、(編集機能を持たない)テキスト“ビューア”が欲しいのだけど。 起動が早くて、文字コードの自動判別 & 手動切り替えの出来るビューアが。
エディタだとうっかり中身を書き換えてしまう危険があるので、基本ビューアで表示、必要に応じてエディタに切り替えという風にしたい。

ファイルの圧縮/展開プログラム

HDDの中にはlzh形式のファイルが結構いっぱい残っているので、展開出来るプログラムを探します。
PeaZipというのが対応形式も多いし、これで良いんじゃないだろうか。

が、いざインストールしようとすると「libgmp3c2 が無い」とかで失敗。 これについて解説しているサイトがあったので、そこ経由でlibgmp3c2を入手してインストール後、再度PeaZipのインストールを試みるも、またしても失敗。今度は「libgdk_pixbuf-2.0.so.0 が無い」だそうだ。
libgdk-pixbuf2.0-0 がインストール済みなんだけどな…。

そこで debファイルからのインストールをを諦めて、Portable版をダウンロード。適当なディレクトリで展開してパスを通したら、なんか動いた。

が、まだ問題が…

ファイル名が漢字のファイルを圧縮したzipファイルが文字化けする。
zipファイルの仕様上(?)そういうものらしいので、文字化けするzipファイルは Wine でWindows用の展開ツールを起動して展開すればいいかと諦める。そのうち何か対策を考えよう。

メール

今まで電信八号を使っていましたが、これのLinux版は存在しないので替わりを探すことに。
受信したメールは、1通ずつテキストファイルで保存するタイプのが好みなので、 Slypheed を使うことにしました。

ソフトウェアマネージャで sylpheed を検索してインストール。ついでに sylpheed-i18n もインストールして日本語化しておきます。

ここでまたしても重大な問題発生。

メールサーバのPOPのパスワードが分からない。

今まで、NT4.0、2000、XP とOSは変われど、設定を引き継ぎ電信八号を使い続けてきたおかげで全く気にする必要がなかったけれど、これはやばい。
急遽XP上にパケットキャプチャをインストールして、通信の内容を覗くことで、パスワードを調べました。へー、こんなパスワードだったんだ。POPがパスワードを素で送信するプロトコルで助かった。いや良くない。SSLで接続するようにちゃんと設定しておこう。

バイナリエディタ

ghex というのが、なんかいまいち。かと言って、他にめぼしいのも見つからない。

プリンタの設定

幸いなことにメーカがLinux用のドライバを提供してくれています。

手順に従ってインストールを行ったら、「libtiff4 が無い」というエラーが…。

今の libtiff は libtiff5 だしなぁ…。
ドライバの対応OSが Ubuntu 10.04 と4年前だし…。
さてどうしよう

方法1。依存関係無視して強制的にインストールして、libtiff4 の代わりに libtiff5 が使われることを期待する。
方法2。違うプリンタのドライバを使う(Ubuntu 13.10用)。ドライバの中身はそんなに変わらないんじゃないかと期待する。
方法3。ソースコードが公開されているので、libtiff5 を使うように書き変えて自前でコンパイルして使う。
方法4。どこかから libtiff4 を入手してインストールする。
方法5。諦める。

ここでlibtiff4が入手出来たので、インストールしてから再挑戦。ドライバのインストールは無事成功、印刷も出来ました。

が、cngpijmonip4800 コマンドでプリンタの状態を確認しようとすると、「スプーラー異常」というメッセージが表示されるのみ。
これだとインクがなくなったとかの情報は一切不明ってことじゃないかな?

まぁ、とりあえず印刷は出来るみたいだし、印刷することは月に1回あるかないかなので、基本、印刷する時はデュアルブートで残してあるXPから印刷することにしよう。

自作のソフトはどうしよう

コレの使用頻度は高かったので、何とかしたいな。
自分で作ったものなので、(作った覚えの無い)Linux版は存在するはずもなく、代替品についても、そんなのが無いから自分で作ったわけで。

Wine で動かないものかなと、Wine をインストールして動かしてみたところ、意外にあっさり動作している。
ただ、時々エラーで落ちるし、データを保存したらデータがなくなったりすることがあったりと色々と問題が多い。本格的にLinux版を作らねば。

画面周り

動画の再生を行うと、(同じ動画を再生した)XPの時と比べてCPUの使用率が高い。GPUのアクセラレーションが効いていないのかな?

「コントロール・センター」の「ドライバマネージャ」を確認すると、「nvidia-331(推奨)」と書いてあるのに「xserver-xog-video-nouveau」にチェックが付いている。
推奨だというのならデフォルトでそっちを選択しておいてくれよと思いつつ、ドライバを切り替える。

さっきの動画を再生してみると、CPUの使用率は変わらず。あれ?

FirefoxでFlashが遅い

FirefoxでFlashがあるページを見ると、すごくトロトロ動くところがある。

なんかそういうものらしい。

Chromium + Pepper Flash Player を使えば解決するらしい。

早速 Chromium をインストールし、次に pepperflashplugin-nonfree をインストールしようとしたら「Not available」……。

なんだろう、これ。何かしなければいけないのかな? 完全にアウトとかだったらソフトウェアマネージャに出てくることも無いだろうし…。

フォント

すごく文字が読みづらい。
使っているフォントの問題なのか、それとも描画の問題なのか、単なる慣れなのか。

しばらく様子見。

背景

デフォルトの壁紙が白っぽいのでウィンドウの境界がわかりづらいな。
暗めの壁紙に変更。

Javaの開発環境

Oracleからダウンロードしてインストールすると update-alternatives コマンドを使ってなんやかやする必要があるようで。

難しくはないけど面倒なので、

PPAからインストール出来るようなのでそっちからインストールしました。

C++の開発環境

Qt なら、とりあえず開発環境が一通り揃うんじゃないかということで、インストールすることに。

sudo apt-get install build-essential libgl1-mesa-dev

まず、このコマンドで、コンパイラとかをインストール。

次にダウンロードした Qt のファイルに実行属性をつけて実行。後は適当に答えていけば終了。
ライセンスの選択かぁ…。GPLだと後から面倒なことになるかもしれないし、LGPLでいいか(デフォルトがこれだし)

さっそく起動して何か作ってみることに。

あれ?
日本語の切り替えが効かない。

環境変数 QT_IM_MODULEを確認すると fcitx となっている。
が、 {Qtをインストールしたところ}/plugins/platforminputcontexts/ を見ると libibusplatforminputcontextplugin.so しかない。
つまり、Qt Creator では Fcitx は使えず、iBus にしろと、そういうことなのでしょうか。

im-config -n ibus

↑のコマンドを入力して、再ログイン。
無事 Qt Creator で日本語入力が出来るようになりました。

が、

それと引き換えに別の問題が…。「iBusの設定」に続く。

【解決】

/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt5/plugins/platforminputcontexts/libfcitxplatforminputcontextplugin.so

↑のファイルを「{Qtをインストールしたところ}/plugins/platforminputcontexts/」と「{Qtをインストールしたところ}/Tools/QtCreator/bin/plugins/platforminputcontexts」にコピーしたら日本語の入力が出来るようになりました。
これで無理してiBusを使う必要も無いということで、iBus関係の設定は元に戻します。

iBusの設定

日本語切り替えが [CTRL] + [SPACE] になっているため、emacs のために [CTRL] + [\]へと切り替えます。
「コントロール・センター」の「Keybord Input Methods」で[CTRL] + [\]に変更。

ところが、これが効果が無い。

いろいろ試した結果、[Back Space]の隣の[\]は効果が無いけど、右[Shift]の隣の[\]では日本語切り替えができている。

xmodmap -pke | grep backslash

とコマンド入力してみると

keycode  97 = backslash underscore backslash underscore
keycode 132 = backslash bar backslash bar

えー、と。キーコードの若い方だけが有効になるとか、そんなオチ?

仕方が無いので .Xmodmap に次の1行を追加して、右[Shift]の隣のキーのShiftあり/なしを入れ替えました。

keycode  97 = underscore backslash underscore backslash

これで[Back Space]の隣の[\]で日本語切り替えが出来るようになりました。

が、問題はコレだけではなく

どういうわけか、ログイン直後に xmodmap が動作していない。ログイン後に手動でコマンド入力すればちゃんと効果があるのに。

色々試した結果、「自動起動するプログラム」に「Fcitx」があるのが NG らしい。チェックを外して起動しないようにする。

しかし、日本語切換するたびに画面の真ん中に何か表示されるし、変換候補はアプリのウィンドウの外に表示されるし、emacs-mozcを入れているのにEmacsでも変換ウィンドウは離れたところにですしで、あまり嬉しくないな。


インストールしてから半月ほど経ちましたが、普段使う分には問題なく使えています。使えるようになるまでが色々と大変でしたが。

ちょっと前まで「XPのサポートが切れるので、これを機にLinuxへ」とかいう話をよく目にしましたが、インストールから設定まで全部やってくれる詳しい人が周りにいない限り、正直『無理』だと実感しました。


タグ:linux
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コメント 2

naka

こちらのおかげでやっとkeepass2が使えるようになりました!
ありがとうございます。
ぽちっとクリックさせていただきます。
by naka (2014-11-06 12:57) 

NO NAME

初心者丸出しすみませんが、C++の環境についてデフォルトでG++コンパイラが付属していてC++に対応しているような・・・。
by NO NAME (2014-12-08 04:13) 

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